NZのロックダウン

世界とつながり支える


「お手本と言われるニュージーランドのロックダウン生活とは

新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急リポート第3回弾は、ニュージーランド在住で、民間機関で研究助手をしながら、DV加害者グループのファシリテーターとしても活躍する安積宇宙さんとつなぐ。

今回は感染者が200人程度の段階でロックダウンに入り、感染者の押さえ込みに成功しつつあるニュージーランド20日現在で感染者数1440人、死者は12人。一日の感染者数はこのところ一桁台にとどまっている。

今、世界から注目を集めているのが、ジャシンダ・アーターン首相のコロナ対策だ。4つのレベルに応じた感染対応を事前に決めていたほか、ロックダウンと同時に給与補償をはじめ、食事や住宅の手当てからDV被害者支援。医療従事者などの子どもの保育はどうなっていかなど、福祉政策について聞いた。また、首相が「バブル」と名づけたロックアウト生活時の接触者の概念や独特のコミュニケーションなど、感染拡大を押さえ込みつつあるニュージーランドのユニークな取り組みも紹介する。

ニュージーランドの生活支援策

給与補償
ロックダウン直後に通常の給与の8割~10割を政府が3か月分を支給。企業は企業ごとに申請して、政府から給与が支払われ、個人事業主やフリーランスはWEBサイトから自分で申し込む。納税番号が紐づいており、給与証明などは必要なく、即座に入金される。

住宅や食事の支援
ホームレスやDV被害者など、住居に困っている場合、政府の仲介と費用により、空いているホテルやモーテルに入居可能。また、食事に不自由する場合は、政府が設けたフリーダイヤルに電話をすると軍が、自宅まで食料を運んでくれる。また、支援が必要な人は常にオンラインで相談できる体制が整備され、ネット環境にない人には携帯電話が支給される。

お話をお聞きした安積宇宙さんは、母親との共著『多様性のレッスン: 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A』を昨年発表。ニュージーランドの大学で福祉分野の研究をした後、民間機関で研究助手をしながら、DV加害者グループのファシリテーターとして活躍する。

by covot編集部

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このWEBサイトは、Covid-19の感染拡大により今、社会全体に困難な状況下で、もっとも脆弱な立場にある人々の声を拾い上げ、可視化することを目的に立ち上げました。COVOT(Covid19 Voice Together)という名称には、困難に直面している一人ひとりの声が響きあうことで、誰もが尊重され、生きやすい社会に向かう一歩したいとの願いが込められています。

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