COVOTにようこそ

Covid-19の感染拡大により今、社会全体に困難が広がっています。

消毒液やマスクが不足する中、極度の緊張を強いられながらも、安い給与で働かざるを得ず、疲弊する介護現場。一日一食でしのぐほど追いつめられている職を失ったシングルマザーの存在。日本の製造業を下支えしていた外国人労働者は、雇用の調整弁として真っ先に切り捨てられ、家庭内ではテレワーク化によってDVや子どもへの虐待が増えています。

コロナ禍は、この国が長い間、抱えてきた負の側面を次々と炙り出しています。その傷口は今、かつてないほど大きく広がり、このまま放置し続ければ、さらに大きな犠牲を生む可能性があることを、私たちに突きつけています。

このWEBサイトは、この困難な状況下で、もっとも脆弱な立場にある人々の声を拾い上げ、可視化することを目的に立ち上げました。COVOT(Covid-19 Voices Together)という名称には、困難に直面している一人ひとりの声が響きあうことで、誰もが尊重され、生きやすい社会に向かう一歩したいとの願いが込められています。

COVOT は、Covid-19のパンデミックが終息し、社会・経済的な影響が落ち着くまでの次元的なプロジェクトですが、ポストコロナ時代に、これまで見過ごされてきた社会の歪みを少しでも克服することができればと考えています。

2020年9月 COVOT編集部


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1.情報提供フォーム

COVOTでは、コロナ禍で困難を抱えている方々を支援するなども活動をしているNPO・NGO、市民団体等の情報を受け付けています。お寄せいただいた情報はサイトに掲載するとともに、メールニュースにて発信します。

2.コロナ禍の声

COVOTでは、歴史に残るコロナ禍のなか、今を生きる人々の困難や日常を記録します。困りごと。心配ごと。気になっていること。募る思いをお聞かせください。

3.お問い合わせ

COVOTへのご意見やお問い合わせは下記のフォームにてお送りください。

メンバー紹介

白石 草

HAJIME SHIRAISHI

特に関心の高い分野 5性の平等と多様性 7人権を尊重し暴力を根絶 10透明性高い政策決定

OurPlanet-TV代表、ジャーナリスト。放送局勤務などを経てOurPlanet-TVを設立。マスメディアでは扱いにくいテーマを中心に番組を制作する傍ら、映像ワークショップを展開。主著に『メディアをつくる〜「小さな声」を伝えるために』『ルポ チェルノブイリ28年目の子どもたち』(岩波書店)ほか。

岩崎眞美子

MAMIKO IWASAKI

特に関心の高い分野 1貧困と格差 4子どもに健やかな育ちを 5性の平等と多様性

フリーランス・ライター。学生時代から大手予備校の学生向け雑誌の編集に関わり、音楽雑誌の編集部を経てフリーランスに。主な執筆テーマは、教育・医療・女性差別やリプロダクティブ・ヘルス&ライツなど。

三澤一孔

KAZUYOSHI MISAWA

特に関心の高い分野 2医療と福祉の充実 9世界とつながり支える 10透明性高い政策決定

社会広報コンサルタント「WORKS」代表。神戸新聞記者を経て、国際開発ジャーナルで国際協力NGOやODAの取材・編集にあたる。難民を助ける会などのスタッフとしてコソボやイラクに駐在し、現地から情報を発信。国際協力機構(JICA)やウォーターエイドジャパンなどでも広報を担当。

髙木 祥衣

SACHIE TAKAGI

特に関心の高い分野 5性の平等と多様性 6差別をしない許さない 8豊かな文化と表現の自由

2007年よりOurPlanet-TVスタッフ。企画広報、ファンドレイジング、組織運営を担当。また2013年より、「福島映像祭」を立ち上げ、プロデュースを担う。映画関連のNPOやインディペンデント映画のプロデュースにも関わっている。