世界とつながり支える
NYのロックダウン生活
新型コロナウィルスの感染者数が日本でも日に日に増えています。日本政府が、海外各国とは異なる対応を続けていることを踏まえ、この状況を乗り越えるために必要な生活情報を提供すべく、国内外の様々な人とインターネットでつなぎ、お話をお聞きしていくこととしました。
第1回目は、世界でもっとも感染拡大が続いているニューヨークで暮らす映像作家・溝口尚美さんとつなぎます。3月22日午後8時(日本時間23日午前9時)にロックダウン(外出制限)が始まってから10日。どのような生活をしているのか。郵送物の受け取りから、買い物の仕方まで、家族や自分を守り、感染を広げない工夫についてお話をお聞きしました。
ニューヨークでの生活支援策
生活支援のための給付
経済対策法が成立し、2019年度の年収が7万5000ドル(約800万円)未満の納税者には、大人最大1200ドル(約13万円)、子ども1人につき500ドル(約5万4000円)が給付される。また、それ以上の年収の人も、9万9000ドル(約1,100万円)未満であれば給付がある。給付方法は、小切手の送付か銀行口座への振り込み。政府の緊急経済対策予算の2.2兆ドルのうち13%に当たる2900億ドル(31兆2500億円)を充てる。
失業手当
ニューヨーク州は、失業保険給付の待機期間7日間を廃止し、すぐに受け取れるようにした。失業手当を約2600億ドル(約29兆円)に増額。また通常は対象にならないフリーランスなども対象となる。
人気の買い物ビデオ
ニューヨークでは今、郵便物はすぐに開封せず24時間放置する、買い物も滅菌してから収納する行動が定着しつつある。買った食品の仕舞い方を解説するこのビデオは、3月24日にアップされてから1週間で2千万回以上視聴された。
by covot編集部
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このWEBサイトは、Covid-19の感染拡大により今、社会全体に困難な状況下で、もっとも脆弱な立場にある人々の声を拾い上げ、可視化することを目的に立ち上げました。COVOT(Covid19 Voice Together)という名称には、困難に直面している一人ひとりの声が響きあうことで、誰もが尊重され、生きやすい社会に向かう一歩したいとの願いが込められています。